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宇都宮・宮っ子の居場所「ともだちや」、20年目の夏休みが終わり再び活気

子どもにかき氷を配るボランティアスタッフの小松さん

子どもにかき氷を配るボランティアスタッフの小松さん

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 宇都宮の清住にある昭和小学校地区の「ともだちや」(宇都宮市清住1)に、20年目の夏休みが終わった9月1日、子どもたちの笑顔が元気に戻ってきた。

入り口近くにかかる「ともだちや」とかき氷ののれん

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 宮っ子の居場所として2005(平成17)年開設し、2022年の4月に現在の場所へ移転。主な利用者は小学生が中心で、放課後に小学生やその兄弟、OBの子どもたちが待ち合わせや遊び場として使うなど、地域の自由な居場所として、その役割を果たしている。

 「ともだちや」は、運営委員会として6人のボランティアスタッフが日替わりで当番をしており、夏の間は無料でかき氷も提供している。室内には10円~100円ほどの駄菓子が並び、寄付や市の補助金で購入したボードゲームやけん玉、たくさんの遊び道具もそろえる。ハロウィーンやクリスマスの時季には飾り付けをしたミニイベントなども開き、一年を通して楽しめるようにする。

 2008(平成20)年6月からボランティアに加わった小松玲子さんは「いろいろな学年の子どもとのコミュニケーションができ、助け合いの場を見られるのがうれしい。大人が教えなくても子どもたち同士でマナーや使い方を教え合って、気持ちよく使えるよう上手にやっているのでいつも安心して見守っている。元気に子どもたちが戻ってきてうれしい」と話す。

 開設は月曜・火曜・水曜・金曜の15時~17時。長期休暇は休みとなる。

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