
「2024-25シーズン」Bリーグ覇者の宇都宮ブレックスが8月20日、宇都宮清原体育館(宇都宮市清原工業団地)で「2025-26シーズン」の選手が初の全体練習を行った。
8月4日より宇都宮に滞在している日本人選手が集合しチーム練習を始めていたが、今回、外国籍選手と全てのチームスタッフが合流し、チーム全体の練習開始となった。
選手は、昨シーズン、共に優勝に導いてきた14人が残留し、新規加入選手として青木ブレイク選手が9シーズンぶりにブレックスに戻り、15人体制でシーズンを戦う。練習初日となる当日はウオーミングアップの後、スキル練習や戦術練習で約2時間にわたり汗を流した。
ジーコ・コロネルHC(ヘッドコーチ)は「選手たちが持つ強みを最大限引き出すことが自分の役割。『連覇』と言われるが優勝は過去のことであり、守るのではなく、アグレッシブにプレーしていく。23日開催の「TIP-OFFイベント」で優勝を果たした横浜以来、ファンの皆さんと会えることを楽しみにしている」と話す。
田臥勇太選手は「昨シーズンとほぼメンバーも変わらないので、互いも分かり合っているし、今日は体の動きの確認。新しいシーズンでまだまだ成長できる部分がたくさんある。しっかりと一日一日を大切にして全力を尽くし、優勝をつかみ取りにいく」と力を込める。
D.J・ニュービル選手は「もうすぐにでも試合ができるくらいに仕上がっている。チームが優勝するために自分ができることに集中していきたい」と意気込む。
チームはプレシーズンゲームとして9月6日・7日、「FUKAI SQUARE GARDEN足利」で「仙台89ERS」「富山グラウジーズ」を迎え試合を行う。