「うつのみやイルミネーション」「歴史と光のフュージョンプロジェクト」が11月21日から、オリオンスクエア、釜川周辺、中心市街地商店街ほかで開催される。
うつのみやイルミネーションは今年で24回目。イルミネーションを通じて宇都宮の街なかに残る史跡や旧町名、歴史軸など、宇都宮の歴史の痕跡を再認識してもらい, その場所を歩いて回遊することで街なかがにぎわってほしいという思いからスタートした「歴史と光のフュージョンプロジェクト」は今年で19回目を迎える。
今年は「希望あふれる未来へ 街を照らす この光は道しるべ(市民参加と歴史へのいざない)」をテーマに、屋根の部分に雪の結晶やつららをイメージしたイルミネーションをさらに加飾し、より華やかな空間を演出。約26万球のLEDで照らす。
釜川ふれあいの滝周辺では、中心部の9つの幼稚園、保育園、小学校の300人以上の子どもたちに、笑顔をテーマに思い思いの絵を描いてもらったランプシェードを作成。
釜川のすぐ下流では、宇都宮工業高校の生徒たちが小水力発電と太陽光発電を組み合わせたイルミネーションを作成。商工会議所東側のポケットパークでは、宇都宮メディア・アーツ専門学校の学生たちの制作によるオブジェとのコラボによる「居心地のいい場所」を提供できるイルミネーションを展開する。
イルミネーションの点灯式は21日17時から、オリオンスクエア(宇都宮市江野町)で行う。17時からの宇都宮短期大学付属高校の生徒によるオープニングイベントの後、18時からライアップセレモニーとカウントダウンを行う。
この日は同会場内で、ボージョレ・ヌーボーの解禁に合わせた「一晩だけのワイン村」も同時開催。ワインとステージイベントでライトアップされた街を楽しめる。
主催する宇都宮まちづくり推進機構の倉沢太郎さんは「イルミネーションで街を輝かせ、人々が魅力的な中心市街地を歩きたくなるような楽しい空間を生み出すことを目指して今年も実施する。イルミネーションを眺めながらまちを歩くことで得られる気付き、出会い、動きなどのサイクルを生み出し、まちの魅力向上を目指したい」と話す。
イルミネーションによるライトアップは1月31日まで。