「まつぼっくりレストランNAKAZATO」(宇都宮市雀の宮1)で8月17日ジャズライブが初めて開催される。
オーナーシェフの中里友宝(ゆうた)さんは高校卒業後、東京・表参道のフレンチ・スペイン料理の1つ星レストランで修業した。その時のランチメニューに低温調理の肉があり、そのおいしさと柔らかさに感動。「もっと肉に詳しくなりたい」と精肉店に転職し、肉の扱いを学びながら、自分の店を出す夢を持ち続けた。そうした中、「まつぼっくり」の先代が亡くなり、中里さんの母親が先代と一緒にジャズグループで活動していた縁で店を引き継いだ。内装には手を加えず、先代の面影を残し、メニューを一新して今年4月にオープンした。
低温調理のローストポークが人気の同店。提携農家の「高橋農園」(関堀町)から野菜などを仕入れ、できるだけ地元の食材を使った手作りメニューを提供。前菜ビュッフェには常時8~10種類を並べる。
中里さんは「高橋農園の園主は学生時代の先輩で、当時の友人たちが助けてくれている。その人たちのおかげで今があり、先代の頃に開催していた生ライブを今回復活できてうれしい」と話す。
当日は「真夏の夜のJAZZライブ2024」と題し、料理と酒と音楽を楽しむひとときをコンセプトに、ゲストバンド「音工房サウンドクラフト」がジャズナンバーを披露するディナーショー。
開催時間は18:00~20:30(受付開始17:30~)、食事+ドリンク1杯付 税込5,000円。