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宇都宮出身の姉妹漫才「ニックス」 芸歴25周年記念で初の感謝祭

ニックスの2人 (左から)トモさん(妹)とエミさん(姉)

ニックスの2人 (左から)トモさん(妹)とエミさん(姉)

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 芸歴25周年を迎えた宇都宮市出身の姉妹漫才「ニックス」が11月2日、宇都宮市文化会館(宇都宮市明保野町)で「ニックス感謝祭」を初開催する。主催はニックス後援会。

浅草演芸館で漫才中の2人

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 演芸コーナーと歌謡ショーの2部構成を予定。演芸コーナーは漫才コンビ・U字工事さんや落語家・春風亭朝枝さんが出演し、全員が栃木県出身者で構成。歌謡ショーでは大空亜由美さんが友情出演する。

 ニックスは1998(平成10)年、姉妹漫才でデビュー。コンビ名は、アメリカ人祖父の「トーマスニックス」の名前から取った。おっとりした性格の姉のエミさんと、活発でサバサバした妹のトモさんという、個性が正反対の2人による軽妙なかけ合いが持ち味。2016(平成28)年には漫才協会真打ち昇進。都内の演芸場や寄席などを中心に活動し、2023年1月で芸歴25周年を迎えた。

 今回の感謝祭を企画したきっかけは20周年の時。六代目三遊亭円楽師匠がニックス姉妹の父親に「25周年の時は俺がゲストで出てあげるから必ずやろう」と盛り上がった。しかし、六代目円楽師匠と父親が一昨年立て続けに亡くなったため、昨年は開催を見送った。悲しみを乗り越え、今回、1年遅れでの感謝祭が実現する。

 「人生の半分、漫才をやり、たくさんの方々に支えてもらい、やっとここまで来た。これからも『明るく笑顔で元気よく』をモットーに姉妹仲良く続けていきたい。ニックスのことを知っている人はもちろん、知らないという人も、ぜひこの機会に覚えてほしい。バラエティーに富んだ内容なので老若男女問わず会いに来てほしい」と声をそろえ、来場を呼びかける。

 14時開演。料金は3,500円で、全席自由。

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