宇都宮市の街なかの中心にある大谷石が印象的な「まちかど広場」(宇都宮市中央1)をもっと気軽に休める場として利用してもらおうと、10月19日から、「食と音で居心地のいいラウンジ化を目指す」試みが期間限定で実施される。
ラウンジ化計画は、昨年は社会実験として実施した試みの2回目。宇都宮市中心市街地で街なかの資源を活用しながら、街なかの至る所に居心地のいいプレイス(場)をたくさん作っていく「プレイスメイキングうつのみや」の一環として企画した。
テーブルや椅子などに加え、本やボードゲームなど、長居したくなるコンテンツをそろえた「くつろぎスペース」、軽食やスナックを中心としたキッチンカーが日替わりで出店するなどの「飲食物の提供」、公募によるミュージシャンやダンスチームによる「まちかどライブ」の3つのコンテンツを用意。「くつろぎスペース」にはパラソルや人工芝のエリアも設ける。
担当する宇都宮市NCC推進課の都心部まちづくり推進室の角田裕基さんは「今年は毎日キッチンカーが出店するので、フラリと立ち寄る感覚で来てほしい。Wi-Fiも整備しているので、パソコン作業もできる。まちかど広場の地下には駐輪場もあるので学生が勉強に来ることもできる。みんなが思いのままに集まれる、気持ちのいい空間になれれば」と意欲を見せる。
キッチンカーやまちかどライブの出店時間は日により異なるため、プレイスメイキングうつのみやのインスタグラムで確認できる。
11月3日まで。