イチゴ農家「NICO&BERRY(ニコ&ベリー)」(宇都宮市下栗町)が直売所を開いて、2月5日で2カ月がたつ。
「NICO&BERRY(ニコ&ベリー)」赤みを帯び始めるイチゴ
店主の高橋有希子さんは埼玉県出身。2011(平成23)年の結婚を機に宇都宮に移り住んだ。これまでの職歴は都内のアパレル勤務や、宇都宮移住後のサービス業などで、農業とは無縁だった。「何かを作って直接売ってみたいと思ったとき、農業という選択肢が浮かび、さらに栃木県だからイチゴという発想につながった」と振り返る。
2023年から約2年間の研修で農業を学び、農地を借りるところからスタート。2025年4月に就農、11月7日にイチゴを初出荷し、これからピークを迎える。現在使っている2棟の育苗ハウスと倉庫用ビニールハウスは、ほぼ一人で組み立てたといい、1棟を完成させるのに約1カ月半を要した。現在はパート5人と共に事業を行っている。
高橋さんは「分からないことは周囲の先輩たちが助けてくれ、最初の出荷ピークを迎えられた。師匠となるイチゴ農家の鈴木健史さんには一から教えてもらい、感謝の気持ちでいっぱい。家族の支えがあってこそ成り立っている」と話す。
現在は5棟の栽培ハウスが稼働しており、来シーズン用にさらに3棟を追加予定。高橋さんは「将来はイチゴ園の知名度を高めるためにも6次産業化にチャレンジしたい」と意欲を見せる。
高橋さんが2人目の弟子になる鈴木さんは「研究熱心でやる気もあり、吸収力が高い。一緒に切磋琢磨(せっさたくま)しながら、宇都宮のイチゴをもっと盛り上げていきたい」と期待を込める。
営業時間は13時~17時。