宇都宮市立河内図書館(宇都宮市中岡本町)で10月5日、「かわち図書館まつり」が開催された。
当日、書籍を借りた来館者に宇都宮市のキャラクター「ミヤリー」の限定缶バッジ(日付入り)を進呈したほか、手のひらほどのふた付きの瓶の中に染料を混ぜた洗濯のりを綿に染み込ませて入れる「ギャラクシーボトル」のワークショップを行った。宇宙をイメージした作品を仕上げた子どもたちは見比べながら楽しんでいた。
館外では緑化ボランティア団体「いちご会」が「寄せ植え体験」を行い、親子連れを中心に参加した。苗木や多肉植物を使った寄せ植えを楽しみながら、「一年草と多年草の違い」「株分けの仕方」「苗木をポットに移す際のポイント」など、家庭でも実践できる植え方の基本を分かりやすく説明。参加者は色とりどりの花や植物を手にして、熱心に植え込み作業に取り組んだ。
寄せ植え体験で講師を務めた室井満子さんは「この機会を通して、草花を植えることの楽しさをたくさんの方に知ってほしい」と話し、神山美智子さんは「地域の人々が自然や植物に親しむきっかけになれば。当会では今後も、季節ごとの花を使った活動を続けていきたい」と、それぞれ話す。