芳賀・宇都宮LRT開業1周年記念イベント「ライトライン・バースデイ・パーティー」が8月25日、宇都宮駅東口とライトライン車両基地(宇都宮市下平出町)の2会場で開催された。
2023年8月26日に宇都宮市と芳賀町を結ぶ次世代型路面電車LRT「ライトライン」が開業して1年目を祝う同イベント。
当日、車両基地会場の外には10時前から開始を待つ人の列ができ、15分予定を繰り上げて開場した。会場内では車両基地内でLRT車両の運転席に座り、「警笛鳴らし体験」「アナウンス体験」が行われ、車両の外には体験を希望する親子などの行列ができた。併せて、「ライトラインとかけっこ」「ライトラインと綱引き」などのイベントも行われた。綱引きは、近隣にある平石中央小学校の綱を借りて行った。
会場には、「平石地区まちづくり協議会」による「平石地区いいものブース」を設け、平石地区のベーカリー店による「LRT特製パン」限定100個を用意し、完売した。他に、同地区の洋菓子店によるLRTの先頭車両の形をモチーフにしたサブレなど焼き菓子も販売した。
芳賀・宇都宮LRT開業記念事業実行委員会事務局(LRT整備課協働広報室内)によると、来場者数は、宇都宮駅東口会場に約2万3000人、車両基地会場に約7000人、約3万人が訪れた。
宇都宮ライトレール経営企画課の宮崎拓さんは「多くの方の笑顔が見られてうれしい」と話す。