
「とちぎんビジネスプランコンテスト」ファイナルイベントが3月4日、ライトキューブ宇都宮(宇都宮市宮みらい)中ホールで開催される。
同コンテストは栃木銀行が主催し、創業者の事業化支援や販路開拓を目的に、意欲ある起業家や中小企業を発掘・育成することを目的に実施している。
今回のエントリー総数は42組。1次~3次審査を勝ち抜いたファイナリスト5組が、ビジネスプランの公開プレゼンテーションを行う。
発表プランは、「ボランティアを再定義することで、持続可能な寄付の仕組みを作るサービス『キフスル』」、「栃木県から言葉の壁をなくし、栃木から世界へ!」「塗る太陽電池:太陽光発電塗料によるプラスチックフィルム発電シートの開発」「世界でIMOVATIONを起こす-日本のさつまいも文化を世界へ-」「レーザー微細加工のモノづくりを革新するホログラフィック光学エンジンの事業化」の5つ。
当日は、栃木県や宇都宮市の担当者、県内企業の代表者などのほか、レオス・キャピタルワークス(東京都千代田区)の藤野英人社長など7人の最終審査員が審査を行う。最優秀賞(羽ばたく起業家賞)、優秀賞、特別賞などの各賞の発表と表彰に加え、交流会も予定する。
栃木銀行法人営業部の根本寛行さんは「社会的な課題が深刻になることを見据え新しいことに挑戦する人がいる。行動力一つでこれだけ世の中を変えられると思わせてくれる人がいる。プレゼンを実際に見て、肌で感じることで、何かしら得られるものがあるはず。ぜひ会場に足を運んでほしい」と呼びかける。
開催時間は13時30分~17時。入場無料。