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宇都宮・上河内民俗資料館で「五月人形展」 旧篠原家住宅の人形を初公開

「五月人形展」会場の様子1

「五月人形展」会場の様子1

 宇都宮の上河内民俗資料館(宇都宮市中里町)で現在、企画展「五月人形展」が開催されている。

「五月人形展」会場の様子2

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 約3年ぶりの開催となる同展では、市内に伝わる五月人形や関連資料約40点を展示。子どもの健やかな成長を願う「端午の節句」の文化や背景を紹介している。会場には、昭和初期から現代までの多様な五月人形を並べ、時代ごとの意匠や飾り方の違いを楽しめるようにする。

 展示では、休館中の国重要文化財「旧篠原家住宅」が所蔵する五月人形を初公開。1980(昭和55)年ごろの武者人形の段飾りや、1945(昭和20)年ごろの鎧(よろい)段飾りなどを展示している。

 このほか、大畑耕雲作の武者絵や、中国の伝説に由来し魔よけの象徴とされる「鍾馗(しょうき)」の内幟(のぼり)墨絵、個人所蔵の1989(平成元)年の武者人形飾り、現代のつるし飾りなども紹介。地域に根付く節句文化の広がりを伝えている。

 同館職員の林昭さんは「五月飾りは江戸時代から定着したといわれている。五月人形には、たくましく成長してほしいという願いや、外敵から男の子を守ってほしいという意味が込められている。人形の種類も多岐にわたるので、会場で実際に見比べながら楽しんでほしい」と来館を呼びかける。

 開館時間は9時~17時(入館は16時30分まで)。入館無料。期間中の休館日は5月18日・25日。5月31日まで。

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