オルタナティブフリースクール「ここのわ」(宇都宮市横山町)が4月6日、宇都宮市郊外にオープンした。
地域の子どもたちの居場所づくりを目的に開いた同施設。整体院「Curare」(松原1)を営む田中奎伍(けいご)さんが立ち上げた。
田中さんは子どもたちが自然体験できる場所を探す中で、昨年9月に築150年の古民家と出合った。建物は30年前から約20年間営業していたそば店で、オーナーの実家でもある。閉店後は貸し出しを断ってきたが、田中さんの思いに共感し、活用が決まったという。
施設内は、仁平古家具店(益子町)や県内の古道具店でそろえた家具、リメークしたスクールチェアなどを配置。古民家の雰囲気を生かしながら再生した。
現場には保育士の資格を持つ石川果(あきら)さんが常駐。周辺には畑が広がり、セリやフキ、コゴミ、タケノコなどの収穫体験ができるほか、用水路ではサワガニも見られる。今後は那須からヤギを迎える予定で、動植物との触れ合いを軸にした活動を展開していく。
5月からは日曜日も無料で開放。「『フリースクール=不登校』というイメージにとらわれず、誰でも気軽に訪れられる場所を目指す。ハンモックでの読書や虫捕りなど、思い思いの時間を過ごせる」という。田中さんは「忙しい日常の中で、週に一度でも好きなことをしに来られる場所になれれば」と話す。
利用時間は、フリースクール=10時~15時、放課後利用=15時~18時。フリースクール=入会金2万5,000円、フリーパス月額5万円。放課後利用=月額1万円。