宇都宮市が4月27日、市内事業者が開発した新商品・サービスの普及を後押しする「宇都宮市トライアル発注認定事業」の申請受け付けを始めた。
同事業は、市内企業が新たな事業分野で開発した商品やサービスを市が認定し、販路開拓や普及促進を図る取り組み。認定された商品やサービスは市のホームページなどで広報するほか、庁内での公共調達の対象となり、随意契約による導入も可能となる。
2024年度に始まり、2024年度は11件、2025年度は7件の商品・サービスを認定した。
対象となるのは、市内に本社または主たる事業所を持つ事業者が開発・販売する商品やサービスで、販売開始からおおむね5年以内のもの。新規性や独自性、地域性、市場性、実現可能性などの観点から審査を行う。
審査は書類による予備審査と、プレゼンテーションを伴う面接審査の2段階で実施。外部有識者を含む審査体制の元で評価し、市長が最終的に認定可否を行う。
認定を受けた事業者は、商品やサービスの認知度向上や販路拡大が期待できるほか、市によるテスト導入などを通じて市場での実証機会も得られる。一方、市側にとっても、先進的な技術やサービスを取り入れることで行政サービスの向上につながるメリットがあるという。
担当する市経済部産業政策課の山田千夏さんは「市内事業者の挑戦を後押しし、新たな価値の創出と地域経済の活性化につなげていきたい。まずは制度を知ってもらい、たくさん応募してもらえれば」と期待を込める。
申請受け付けは6月26日まで。認定の有効期間は通知日から2年後の年度末まで。