茨城県土浦市を拠点に活動する劇団・百景社の公演「売り言葉」が4月18日・19日、「アトリエほんまる」(宇都宮市本丸町)で行われる。
同作は、彫刻家であり詩人でもあった高村光太郎の詩集「智恵子抄(ちえこしょう)」を題材に、劇作家・演出家の野田秀樹さんが手がけた作品。純愛詩集として知られる同作を、妻・智恵子の視点から描いた作品で、2002年に大竹しのぶさんの一人芝居として初演された。
百景社は同作を昨年、志賀亮史さんの脚色・演出により、土浦市の百景社アトリエで俳優3人による作品として上演。今年は本作で宇都宮のほか、三重県津市、長崎県長崎市、長野県上田市の4都市を巡るツアーを行う。宇都宮公演は、その初公演となる。
演出の志賀亮史さんは「野田秀樹作『売り言葉』は、高村光太郎の詩集『智恵子抄』を、光太郎の妻・智恵子の立場から描いた作品。約90年前の男女の関係を題材に20年以上前に書かれた作品だが、現代にも通じるものがあると感じている。アトリエほんまるで、ぜひ一人の女性の生涯を目撃してほしい」と話す。
出演者の一人である久保庭尚子さんは「今回、アトリエほんまるの舞台に初めて立てることを、とても楽しみにしている。劇場にはそれぞれ『芝居の神様』がいると感じている。お客さまと一緒に空間を作り上げていくことができれば」と来場を呼びかける。
出演は、山本晃子さん、鬼頭愛さん(以上、百景社)、久保庭尚子さん。
開演は、18日=14時・19時、19日=14時。チケットは、一般=3,000円、22歳以下=1,500円(予約・当日とも同料金)。未就学児入場不可。上演時間は約90分で、開場は開演の30分前。
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