宇都宮を中心に現代アート・抽象画を制作するアーティストMIYUさんの個展「GARDEN」が現在、中戸祭の古民家を改装した書店カフェ「書肆(しょし)ひるね」(宇都宮市中戸祭1)のギャラリーで開催されている。
「創る」ことが好きだったMIYUさんは、絵を描いたりアクセサリーを作ったりしていたが、周囲の後押しを受け、2024年3月に自宅で初個展を開催。過去に自身の絵を否定され深く傷ついた経験もあったが、それを乗り越え、描き続けることで自分を取り戻していったという。うまく描くことではなく、絵をきっかけに自分を好きになることの大切さ、頭だけでなく心で考えることを伝えたいとの思いから、現在の活動につながっている。
3回目となる今回の個展では、「ひるね」という空間から着想を得て構想を練り、透明の糸でポストカードをつるす作品や、キャンバスに穴を空けてひもを垂らす手法、ヨーロッパで手紙を封する際に使われるシーリングスタンプを用いた表現にも挑戦した。
中でも、昨年10月に制作した4枚組の抽象画は、自身の心の変化をサナギからチョウへと変化していく過程に重ね、闇と光の対比で表現した作品で、新たな一歩になったという。
会場では、さまざまな形や大きさのキャンバス画や立体的な創作作品など約32点を展示販売する。このほか、アクリルボードに絵の具で模様を施したしおり(1,500円)やポストカードのセット(2,500円)なども販売している。
MIYUさんは「作品を見た人がときめいてくれたらうれしい。今後は布にペイントした作品を洋服にするなど、画家という枠にとらわれず、固定観念を壊しながら活動の幅を広げていきたい」と話す。
開催時間は12時12分~17時17分。入場無料。18日まで(15日・16日は定休日)。